高齢者を雇用すると最大70万円の助成金がもらえる?高年齢者雇用開発特別奨励金とは?

高齢者を雇用するともらえる助成金があることはご存知でしょうか?

今回は、高齢者を雇用するともらえる「高年齢者雇用開発特別奨励金」について、要件や金額についてまとめてみました。

高年齢者雇用開発特別奨励金とは?

入社日の満年齢が65歳以上の離職者をハローワーク等の紹介により、1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者として雇い入れる経営者に対して助成されます。(1年以上継続して雇用することが確実な場合に限ります。)

 

定年を迎えたような労働者が活躍できるよう、労働市場を拡げる動きを政府が応援するために作られた制度です。

ではどのような事業主が受給できるのか、確認してみましょう。

 

誰がもらえるの?高年齢者雇用開発特別奨励金の要件とは?

要件は下記サイトをご参照ください。

助成金をもらうための要件とは??さまざまな助成金に共通した要件

基本的な要件を満たしたうえで、

さらに、対象従業員の雇入れ日の前後6か月間に、事業主の都合による解雇をしていないこと。(退職勧奨を含みます)

労働者名簿、賃金台帳、出勤簿等を法の定めに則って整備・保管していること。

等の条件を満たした事業主に対して支給されます。

次に、どのような支給要件を満たす必要があるのか、確認してみましょう。

高年齢者雇用開発特別奨励金の支給要件

高年齢者雇用開発特別奨励金を受給するために必要な要件は、たったの2つです。

ハローワーク、民間職業紹介事業者等を経由し、紹介されたうえで(1年間の雇用契約を確定させ)雇い入れられること。

1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者として雇い入れられること。

とてもシンプルな条件ですね!

高齢者と言っても少し前に比べると比較的今の65歳以上の方は若いです。

定年を過ぎても働きたい!というパワフルな方を是非探してみてください。

いくらもらえるの?

高年齢者雇用開発特別奨励金は週の労働時間によってもらえる金額が異なります。

1週間の所定労働時間が週20時間~週30時間未満の労働者の場合

50万円(1年間を通して2回にわたり半額支給)

 

1週間の所定労働時間が週30時間以上の労働者の場合

70万円(1年間を通して2回にわたり半額支給)

 

※上記は中小企業の場合の助成額、大企業の場合はそれぞれの金額から―10万円されます。

高齢者1名の雇用で年間にかかる金額

たとえば時給900円・週に30時間(1日6時間)勤務する高齢者がいる場合

 

900円*1か月の営業日数20日*6時間=108,000円

会社負担社会保険料、通勤手当等を約25,000円として計算をすると、

高齢労働者を1名雇用するのに必要なコストは133,000円/月。

 

さらに年間の金額に直すと、133,000円*12か月=1,596,000円/年。

 

上記の雇用条件だと1名につき助成金が700,000円支給されるわけですから、

  • 1,596,000-700,000=896,000円・・・月額換算74,666円。

入社以後1年間は、実際には月に75,000円弱で1名雇用できるわけですね!

そう考えると労働力を超低コストに抑えることが出来る制度だといえます。

高齢者の労働力をうまく活用しましょう!

比較的コストをかけずに雇用できる高齢労働者、これまでに培ってきた知見で企業を良い方向に導くひとつの材料になるかもしれません。

ぜひ企業にマッチする人材を見つけ、高年齢者雇用開発特別奨励金を受給しましょう!