飲食店で申請の多い助成金は? 飲食店とキャリアアップ助成金・正社員化コース

飲食店で一番活用の多い助成金は、やはりキャリアアップ助成金の正社員化コース(旧正規雇用等転換コース)でしょうか。

これは、パートアルバイト等の非正規・有期雇用契約スタッフを6か月雇用して無期雇用契約にして5%昇給し、または、正規登用、その後6か月雇用すると1人あたり30万円~60万円※もらえるという助成金です。

※東京都では、+50万円~30万円の独自の助成があります。

キャリアアップ助成金の詳細は、以下を参照下さい。

採用時の工夫次第で年間最大1,650万円の助成金が受け取れる? キャリアアップ助成金 正社員化コースとは?

飲食店の採用時の取り組み

飲食店の場合、離職率も比較的高く、6か月の有期雇用契約で様子をみて、昇給や正規登用するといった形での利用が多くあります。

この正社員化コースでは、正規等への転換の1ヶ月以上前にキャリアアップ計画届というものを管轄のハローワークへ提出します。(よく活用される助成金は制度導入する1ヶ月以上前に計画を提出するというものが多いです)

その際に、よく窓口で確認されることがあります。

それは勤怠の管理について。

勤怠の管理とキャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金の申請窓口では「飲食業ですよね?勤怠はちゃんとつけていますか?」と、計画提出時によく聞かれます。
正社員化コースでは、受給申請時に、正社員化等の前後6か月の勤怠記録とそれに基づく給与記録の添付が必要になってくるのです!

飲食業はこの勤怠記録を付けていない事業主が多いとのことで、このような質問を受けることが多くあります。

勤怠の記録、つけていないことって結構あります。
厳しいですが、一応、法令上は勤怠記録を付けて保存しておく義務があるんですね。

なおかつ、キャリアアップ助成金では、1年分の勤怠記録を提出しますから、勤怠や給与が労働法令や就業規則等に照らして問題がないか?をかなり細かく確認されます。

例えば、タイムカードを利用していた場合、1分あたりで数字が打刻されますね?
これを1日あたり15分単位で切りすてるなどしていることも多いんですが、労働法令上1日あたりの勤怠は1分単位でカウントしなければならないんですね。。。。
とても厳しいですが、その勤怠に基づいて給与がちゃんと払われていないと、助成金がもらえないんです。
キャリアアップ助成金の正社員化コースでは勤怠の記録と記録に基づいた給与が支払われているか?が重要なポイントの1つとなります。

基本的には、正社員登用や無期雇用転換等の前後6か月間分を確認されるので、整っていない飲食店事業主は今から整えて、採用時に必ず取り組めるようにしていきましょう。